第1日目 7月8日(火)

 成田集合が7時50分と、かなり朝早いため、4時に起床し始発で新宿に向かう。
 新宿からNEXを利用するのだが、今回乗り換え時間が5分ほどしかない。心配性な私としては、もっと余裕を持ちたいところだが、これ以上早い電車がないので仕方がない。
 霧雨は降っていたものの、特に電車が遅れることもなく、予定通りに新宿に到着し、無事にNEXに乗り込むことができた。

 ふと気づくと、座席がいつものボックスシートではなく、普通の新幹線タイプ(?)になっている。個人的にあのボックスシートタイプが苦手だったので、心の中で万歳三唱をした私であった・・・
 それにしても、NEXは空いている。平日のせいなのか、早朝という時間のせいなのか、はたまたテロやSARS等の影響で人が少ないせいなのか。

 この人の少なさは、成田でも同様だった。手荷物検査は数人ほどしか並んでいないし、出国審査も10人程度。今までになくスカスカである。昨年など、出国するのに1時間はかかったというのに・・・

 今回の飛行機は、9時50分発のルフトハンザのフランクフルト便である。最初は正規の席に座ったが、空席があちこちにあったので、通路側の席に移動した。
 機長の挨拶の後に、「本日は水泳連盟の皆さまにもご搭乗いただいております」というアナウンスが・・・。私は水泳に全く興味がなかったので、この時はフーンと聞き流していたのだが、私の斜め前に座っていたお兄さんが、数日後にバルセロナで開催された「世界水泳」で大活躍するのだと知っていたなら、もっとミーハーになっていたかもしれない・・・

飛行船とカテドラル(フランクフルト)  喰っちゃ寝、喰っちゃ寝をしているうちに、14時20分、フランクフルトに到着。乗り継ぎ便まで6時間もあるので、添乗員鈴木さんの提案でフランクフルト観光に出かけることになった。

 空港からフランクフルトの市内までは、電車で約12分。そこから徒歩でゲーテの家と博物館を見学し、その後はレーマー広場へ。ここでフランクフルト・ソーセージとりんごジュースをいただいた。お腹は空いてないのだが、アツアツのソーセージはおいしい!

 実はフランクフルトは2回目なので、懐かしかった。5年前にギリシャのツアーに参加した際、やはり乗り継ぎ時間が8時間もあったので、ツアー客全員で同じようにフランクフルト観光をしたのだ。(フランクフルトの紹介はこちらをご覧下さい)


 その後空港に戻り、20時20発のアドリア航空(スロベニアの航空会社)でスロベニアの首都リュブリャーナへと向かう。
 アドリア航空のスチュワーデスは、美人ばかりで「目の保養じゃー」と感動する。東欧って、きれいな人が多いんです、本当に。

   9時半にリュブリャーナのブルニーク国際空港に到着。小さな空港なので、飛行機のタラップを降りたら、そのまま歩いて空港の建物に入る。入国審査もパスポートを見せるだけ。
 しかし、小さい飛行機に小さな空港の割に、スーツケースが全然出てこなかった・・・

アドリア航空機内より撮影

 しばらく待った後、バスで今晩の宿、ユニオン・ホテルに向かう。約30分で到着。
 鈴木さんから部屋のキーを受け取り、キャッシャーで両替をしてから部屋に入った。とりあえず30ユーロ両替(→6,976トラール)した。ちなみに、ここのホテルでは日本円からも両替可能。
 部屋は非常に立派で使いやすい。風呂に入って、翌日の準備等を済ませたら、すでに1時40分になっていた。何ともながーい1日だった。



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