ポストイナ鍾乳洞(Postojnska Jama) 〜ヨーロッパ最大の鍾乳洞〜 |
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リュブリャーナから鉄道や電車で1時間ほどの ポストイナ鍾乳洞(Postojnska Jama)は、 スロベニアで最も人気のある観光地である。 この洞窟へ初めて調査隊が入ったのが1818年。 その後、鍾乳洞としては早いうちから 観光地として整備され、 今では年間50万人もの観光客を集めている。 ポストイナ鍾乳洞は、ヨーロッパ最大の大きさを誇る。 また、世界でも第2位の大きさである。 (注:第3位との説もあり) |
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鍾乳洞内は、約90分間のガイド付のツアーに参加して見学する。(写真左はチケット売り場) 鍾乳洞内は歩いて巡るには大きすぎるため、最初と最後の2キロほどはトロッコに乗って移動し、 1.7キロほどを徒歩で観光する。 ちなみに、ポストイナの全長は約27キロだが、そのうち観光できるのはごく一部。 (写真右がトロッコに乗り込む人々。一台の長さはめちゃくちゃ長い!) このトロッコは、1872年に開通した、世界でも類をみない洞窟内列車である。 トロッコとはいえ、日本でいトロッコ電車とは少しイメージが違う。 ディズニーランドのアトラクションで乗るような乗り物・・・といったらわかりやすいだろうか。 ライトアップされた鍾乳洞のほの暗い空間のなかを、結構なスピードで疾走するのである。 なお、鍾乳洞内の気温は、年間平均で8度。 歩いている時はまだしも、トロッコで風をきって走っているときは、防寒具がなければ非常に寒い! |
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ガイドの案内で、ライトアップされた幻想的な空間を歩き進む。 足元は濡れているものの、観光用に整備されたコンクリートの道と手すりがしっかりとしているので、 とても歩きやすい。 写真左は、純白の無数の細長い氷柱がたれさがる「スパゲティ」と呼ばれる場所。 ツアー仲間からは「スパゲティというより、そうめんだよね」なんて声も。 その他にも、「ソフトクリーム」と名づけられた純白のとても大きな鍾乳石、 「コンサートホール」と呼ばれる非常に大きな空間など、見所はたくさん。 また、出口近くでは、「類人魚」というこの洞窟に棲む両生類の生き物を見ることができる。 類人とはいうものの・・・見た目は肌色のヤモリといったところか。 |
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トイレの案内看板。 おむつ(?)のイラストがなんだか微笑ましい。 スロベニアは観光に力を入れているため、 公衆トイレ等の整備が次々に進んでいる。 添乗員さん曰く、前回ポストイナを訪れた際には、 まだこの公衆トイレはなかったとのこと。 なお、このトイレはチップは必要ない。 |
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