トロギール(Trogir) 〜ダルマチア地方の歴史文化の宝庫〜 |
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トロギール(Trogir)は、 本土とチオヴォ島の間の小島の町である。 元は陸続きだったのだが、 防備のために水路を通して島にした。 古代ギリシャからバロック時代の 雰囲気を残した旧市街は、 世界遺産に指定されている。 |
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町の北の門には、町の守護聖人である 聖イヴァン・ウルスィニの像が設置されている。 写真の左方に建っている塔は、 世界遺産の聖ロヴロ大聖堂(13−15世紀)のもの。 |
対岸に見えるのはチオヴォ島。 この水路には、豪華なクルーザーが 何隻も係留されていた。 |
ロマネスクとゴシックが融合した 聖ロヴロ大聖堂の正面入口(1240年)。 13世紀の巨匠ラドヴァンの作である。 写真右は、(多分)聖イヴァン・ウルスィニ礼拝所。 記憶があやふやです・・・すいません。 天井の彫刻が美しい。 真ん中から顔を覗かせているのは、「神様」。 |
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大聖堂の正面にある時計塔(15世紀)。 ちゃんと時間は合っている。 夕方6時でも、こんなに明るい! |
アドリア海沿岸は、古くから 石材の産地として有名だった。 トロギールの石畳も、 石灰岩が濡れたような光沢を放っている。 |