Fairmont Chateau Lake Louise
フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズ

(カナダ・レイクルイーズ)





 2001年8月宿泊。

 カナダに行く前から、「カナダに行くなら、何が何でも泊まりたいホテル」がFairmont Banff Springsと、このFairmont Chateau Lake Louiseのふたつだった。

 実際に宿泊してみて言えることは・・・とにかく感動モノのホテルだったという、そのひと言である!
 とにかく、このホテルから眺めるレイクルイーズの風景が最高。そして、湖の対岸から見るホテルのたたずまいが最高。
 それはそれは、「宝物」にしたいような風景なのだ。


Fairmont Chateau Lake Louise

レイク・ルイーズ

 部屋は、もちろん湖側(というか、湖側じゃないとイヤだったので、申し込み時から湖側の部屋を指定していた)で、なおかつ最上階8階のど真ん中。窓からの眺望は最高だった。

 左の写真は、部屋から真下を見下ろしたところである。ホテルの庭先に湖が広がっているのがおわかりいただけると思う。

 正面には、山々がそそりたち、白い氷河が目にまぶしい。この美しい風景の写真は、「写真館」の方に別置してあるので、ぜひぜひご覧いただきたい。

 様々な自然条件で刻一刻と変わる湖の色は、とても写真では再現できない。
 風がやめば、湖面は鏡のように周りの山々を映し、少しでも風が吹けば、さざなみがその像をかき消してしまう。
 湖水の色は、ペールブルーだったり、ふかい緑色になったり・・・と日の光によりめまぐるしく変化する。
 部屋自体は少々狭いが、淡い花柄のファブリックと、こげ茶の木製の家具等の雰囲気が素朴でやさしい。
 ホテル内には、手ごろな土産物を扱ったショップもたくさんあり、夏のシーズンには夜の11時頃まで開店しているので、時間に追われることなく、一日を非常に有効に使える。
 また、24時間営業のデリもあるので、軽食で済ませたいときや、外でランチをしたい時などは大変便利である。

 カナダは全般的に、食事がおいしかったが、特にこのホテルでの食事は非常においしかった。
 ホテル内のレストランは、カジュアル系からメインダイニングの豪華系まで何店かあったが、私は夕食はカジュアル系レストラン「ポピー・ルーム」で、翌朝の朝食はメインダイニングの「ヴィクトリアン・ルーム」でいただいた。
 夕食は、クラム・チャウダーとアルバータ・ビーフ・バーガーを頼んだのだが、もうクラムチャウダー万歳!(笑) サーモンがごろごろ入っていて、感動モノだった。

 朝食はビュッフェ形式だが、ここで食べたバナナ・パンケーキが今でも忘れられない。
 ガイドブックによると、パンケーキはカナダの名物料理(?)のようなので、まず1,2泊目で泊まったナイアガラのホテルでもチャレンジしたのだが、ここのパンケーキがは油っぽくて非常にまずかったのだ。
 「リベンジじゃ〜」と取ったシャトー・レイクルイーズのバナナ・パンケーキ・・・友人とふたりして「おかわり」をしに行ったくらいおいしかった・・・

フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズ フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズ
 余談だが、夜、非常ベルが鳴った。これは誤報だったのだが、ベルのあとの非常放送は、まず英語。その後、なんと日本語で、その後がフランス語だったのだ。そんなに日本人が多いのだろうか!?