Le Meridien Waldorf
ル・メリディアン・ウォルドルフ

(イギリス・ロンドン)

Aldwych, London WC2B 4DD, U.K.





 2000年5月宿泊。

 私がロンドンで泊まったホテルの中では、最も英国らしいホテル。
 半円形の道路"Aldwych"に沿ってゆるやかなカーブを描いて建つエドワード朝様式の建物である。

 最寄駅はCovent Gardenで、駅からは徒歩5分程度。劇場街に位置しており、ピカデリー・サーカスも徒歩圏内。ホテルを起点に「リージェントストリートで買い物して、荷物置いて、食事に行って、観劇して・・・」のような観光には、とても便利な場所といえる。


Le Meridien Waldorf

Le Meridien Waldorf
なかなかすごい色合いの内装
 この渡英の際は、「航空券+ホテル」のパックを利用した。
 空港で現地係員からクーポン等一式を受け取ったのだが、中を確認したところ、なんとホテルでのアフタヌーンティー(当時で1人21ポンド相当)の無料クーポン券も入っていたので、同行の友人と大喜びで翌日に予約を入れた。

 このホテルには、パームコートと呼ばれるホールがあり、朝食やアフタヌーンティーがここで供されるのである。
 吹き抜けの天井は高く、その開放的な空間の中に、パームコートという名前の通りにヤシの木が数本立っている。

 
Le Meridien Waldorf

Le Meridien Waldorf
パームコート
 アフタヌーンティーは、ちゃんと(?)例の3段のお皿で供された。一段目は、サンドウィッチが5〜6種類。二段目はクロテッド・クリームとジャム。三段目はスコーンが4個。スコーンは今まで食べた中で、一番おいしかった。
 これだけですでにお腹は一杯だったのだが、さらにケーキが6個も乗せられた大皿が運ばれてきた。もう食べられない、でも残すのはもったいない・・・悩んだすえに、駄目を承知で「部屋に持って帰りたいんだけど」と聞いたところ、少しも嫌な顔をせずに箱詰めしてくれたので嬉しかった。(もちろん無料で! その分、ちゃんとチップを多めに置きましたけどね)


 ランク的には高級ホテルに入るのだと思うが、非常に人間味のあるというか・・・あまり緊張せずにリラックスできたホテルであったように思う。