ラサ・コスミカ ツーリストホーム (沖縄県・池間島) |
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城砦のような個性的な外観の建物。 夕暮れ時はライトアップされて、 あたたかいオレンジ色の光に包まれる。 |
2003年11月宿泊。 池間島にひっそりとたたずむ隠れ家のようなペンション。 ちなみに、池間島と宮古島は池間大橋(1,425m)でつながっており、簡単に行き来ができる。 一番上の写真、それから上から3番目の写真をご覧になっていただければわかる通り、目の前は海。 庭先は崖になっていて、けもの道のような通路を降りればそこは「アラシッス・ヒダ」というこぢんまりとした白砂のビーチが広がっている。 ラサ・コスミカの全5部屋の客室からは、すべてこの美しいエメラルドグリーンの海を眼下に見下ろすことができる。 車の往来もほとんどなく、聞こえるのは波音だけ。 宿自体も、中学生以下の子供は宿泊できないため、静寂を求める人には最適の環境だと思う。 そんな素晴らしいロケーションにあるこのラサ・コスミカ ツーリストホームは、非常に個性的な宿でもある。 最たる特徴は、食事が「オーガニック・ベジタリアン料理」であること。 宿泊料は1泊2食付の料金なのだが、ここで出される料理には肉も魚も出ないのだ。 ただし、食感や味が肉もどきのもの(多分グルテンかなにかで作ったものだと思う)も出てくるし、有機栽培された野菜自体がとてもおいしいので、私は全食おいしくいただいた。 一番下の写真は、2泊目の夕食のものだが、この日のメインは豆腐ハンバーグだった。あとはコーンスープとサラダと玄米。 インテリアはアジアンなイメージ。シンプルだけど、非常にセンスよく居心地のいい空間になっている。 客室にはテレビも、電話も、目覚まし時計もなにもない。ベッドサイドのテーブルの上には、アンティークな時計ときれいな万華鏡、そして窓際のテーブルの上には、冷たいお水の入ったポットが置かれている。 なお、洗面台とトイレとシャワー(各2)は共用。 こんな風に、隅々にまでオーナー夫妻のこだわりが行き渡った宿なので、ひょっとしたら、非常に好き嫌いの分かれる宿なのかもしれない。 例えば、「夜遊びしたい」とか「島の郷土料理を堪能したい」とか「食事時間に束縛されたくない」とか「野菜が嫌い」とか「テレビがないと生きていけない」とか、そんな人たちには不向きの宿だと思う。 ただ、こういう宿だと納得してわざわざ池間島までやってくる人はたくさんいるのだ。(ちなみに、空港から車で30分くらいかかる。宮古島の市街地なら、10分程度) ちなみに私自身、常であれば、宿探しの際にトイレとバスタブ付の部屋というのは外せない条件であるにもかかわらず、ラサ・コスミカには「泊まってみたい」と思わせるだけの魅力があったし、実際泊まってみて「また泊まりたい」と思っている。 ストレス満載の俗世から離れて、静かに穏やかに休養したい人・・・そんな人にお奨めしたい。 そして、ぜひ連泊してみてほしい。きっとゆるやかに流れる時間のなかで、身体も心もリラックスして、身体の中からもキレイになれると思うから。 ※旅行記の方でも、ラサ・コスミカに触れていますので、併せてご覧下さい。 |
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客室はツイン4部屋、シングル1部屋。 私はバルコニー付のツインに宿泊。 落ち着いた色合いのほっとする空間。 |
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バルコニーからは美しい海が臨める。 |
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オーガニック・ベジタリアン料理で、 身体の中からきれいになりそう。 |
〒906-0422 沖縄県平良市前里309-1 電話&FAX 0980-75-2020 http://www.raza-cosmica.com |